2023年5月18日

4月から、同じ病院内の、生命の危機があり死に近い患者がより多くいるフロアに配属になった。将来的に携わりたい分野のことを考えて自ら希望をし、全身状態の不安定な患者と関わることも理解はしていたが、当然のことながら、理解していることと実際にその場…

2023年4月27日

平日休みが多い仕事に就いているのだが、昼間に会社員に混じってオフィス街を散歩したり、ランチを食べたりすることが結構好きだ。今日も掃除や洗濯、仕事の調べ物や書類作成などをしたあとに散歩に出かける。 堺筋本町から北浜にかけてのエリアを歩くのは特…

2023年3月22日

諸般の事情により、特に何があるという訳でもない水曜日に有給を取得することとなり、サービスデーを利用して映画を観にいく。最近は、自転車で走る道から見える範囲だけでも、木々の枝に白や桃色の部分が毎日増えている気がする。職場の最寄り駅そばの木も…

2023年2月4日

用事があり西成を訪れた際、kioku手芸館たんすに初めて立ち寄る。西尾美也さんと地域の女性たちが作ったNISHINARI YOSHIOの服はコラージュにも似ていて、私のイメージの範疇にある服では共存し得ないパーツや素材が配置され調和している。格好良い。 大阪関…

2023年1月27日

スタンダードブックストアで開催された、赤染晶子さんの『じゃむパンの日』刊行記念トークに行ってきた。外は寒く、書店の中は暖かい。 『じゃむパンの日』をより楽しみたかったことや、個人出版社のpalmbooksに興味があってということもあるが、ゲストの津…

2023年1月21日

電車に乗って神戸市の塩屋に散歩に行った。人間よりも猿の数が多いような山奥の集落で育ち、近所の各家にどんな人が住んでいてどんな生活状況なのか、なんとなくお互いが把握しているような環境で高校までは過ごしていた。たまに街に来ることがあると、目に…

2023年1月8日

ガスコンロを使用しはじめたばかりだというのに、調理中にキッチンの壁を焦がしヒビまで入れてしまった。今回に限らずすぐに物を壊してしまうことがとても悲しく、世界に対して申し訳ない気持ちになっていたが、『高橋源一郎の飛ぶ教室』でゲストの上野千鶴…

2023年1月7日

寝込んだまま気がついたら年を越し、家の外の空気を吸うこともできなかった正月を取り戻すべく、朝から雑煮を作る。そういえばここ5年は正月に帰省ができておらず、加えて自分一人のために行事料理を作ろうという気が起こらなかったので、雑煮を食べるのは5…

2023年1月6日

今日も家にいる。妹が「休みの日に仕事のことを考えても給料は発生しないので無駄」と言っていて、それは本当にそうだよなと思う。似たような環境で育ち、似た遺伝子をもつ人間であるのにこうも気質が異なるのは不思議だ。妹の動じなさを私は密かに尊敬して…

自宅療養7日目

今日で政府に定められた療養期間は終了。しかし仕事へはさらに6日後から復帰するようにと今朝電話で伝えられ、「するべきことが何もない時間」が予想よりも長く目の前に現れてしばし呆然としてしまう。職場に中途半端に残してきた仕事を誰かが肩代わりしてく…

自宅療養6日目

変化の少ない生活を送っていると、いつからこんな暮らしが続いているのか分からなくなってくるが、今日でコロナウイルス罹患から6日目らしい。 嗅覚については、低下していることに気がついた一昨日を10段階中の1だとすると、昨日ベットの上でヨガをやった直…

療養生活5日目

昨日の昼食に義父から頂いたふるさと納税返礼品のパンを食している時にも、かなり鼻を近づけないと香りを感じられず、長年の念願であったZopfのパンを存分に味わえないのは惜しいが、鼻炎がある今は仕方がないなとその時はたいして気にしていなかった。しか…

自宅療養4日目

コロナ罹患が判明する前に購入していた親族へのお土産や父親の還暦祝いを、夫を通じて妹に預ける。私がそこにいなくても、私の好きな人たちが和やかに時間を過ごしていれば、それでいいと思えてきた。ほんとかな。 離れた場所に暮らす大切な人たちのことや、…

自宅療養3日目

記憶にある元旦はいつも晴れている。コロナの自宅療養2日目の今日もそう。カーテンを全開にした窓から一日中同じ空を見ている。 コロナの症状としては、おそらく昨晩のまれにみる強度の腹痛とそれに続く下痢や悪寒がピークではないかと思われる。そして、一…

自宅療養2日目

一昨日から動く度に頭がずきずきと痛み、喉が突っ張る感じがあった。どうか気のせいであって欲しい、なぜなら働き始めて初めての正月休み、かつ結婚して初めての年末年始を控えている。 翌日の熱は36.9と平熱よりは高いものの職場の欠勤基準よりも低く、祈る…